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開成駅東口にある「開成駅前第2公園」から
続いては、町の東側を流れる「酒匂川（さかわがわ）」を目指します！

「酒匂川」は、富士山の東山麓を源流として、相模湾に注いでおり
天然の鮎が遡上することでも知られる清流です。

そして、丹沢山系の麓に広がる足柄平野は、酒匂川が作り出した肥沃な土地。
平野の地下には、豊富な地下水がたまり、現在も多くの井戸が掘られ、利用されています。

開成町の水道水は地下水のみを水源とした清らかなでおいしい水で
古くから、地域の農作物や、酒造りなどに利用されています。

酒匂川沿いの散策を楽しんだら、続いては、のどかな田園風景の中を散策します。

のんびり散策していると・・・タイルに描かれた「あじさい」を見つけました！
「あじさい」は、開成町の花に制定されているんですね。

あじさいの名所は数あれど、他に類を見ないあじさいの風景を作ろうと
水田の農道や水路沿いにおよそ5,000株のあじさいが植えられたそうです。

地元では「あじさいの里」として親しまれています。

あじさいの里を散策したら、、、続いては、町のシンボルでもある古民家を訪れます！

のどかな田園風景の中に建つ建物は「あしがり郷 瀬戸屋敷」です。
趣のある門をくぐると、美しい日本庭園が広がります。

茅葺き屋根の古民家は、江戸時代、この地域の名主を努めていた、瀬戸家のお屋敷として建てられました。
築300年と伝わる瀬戸屋敷は、水車や囲炉裏、井戸など当時の暮らしぶりがうかがえます。

また、瀬戸屋敷は、江戸時代の農村生活を伝える歴史文化遺産として
開成町の指定重要文化財に指定されています。

「atelier hacco（アトリエハッコ）」は、発酵と旬の野菜をテーマに開成町の魅力を発信するお店です。
地元の農産物や様々な発酵食品を購入することができます。散策のお土産にもいいですね！

さらに、「atelier hacco」ならではのデザートもありました。

酒粕を使用した、甘酒のソフトクリーム！
原さんも、甘くて美味しいソフトクリームに大満足でした♪

★営業時間：午前10時～午後4時
※ソフトクリームの販売は、午前11時からとなります
※月曜日（月曜が祭日の場合は翌平日）、年末年始

続いては、開成町の老舗酒蔵「瀬戸酒造店」を訪れました。

瀬戸酒造店は、慶応元年（1865年）に創業し、150年以上の歴史を持つ酒蔵です。
1980年に自家醸造を中断しましたが、2018年から醸造を再開しました。

開成町のおいしい水と自慢の酵母を使い、様々な種類の日本酒を製造、販売。
その日本酒は、世界の名だたるコンクールで最高級の評価を得ています。

さらに、瀬戸酒造には庭園を眺めながら、ゆったりと日本酒を味わうことができる「角打ち庭園」があります。専用のコインを購入しコイン式サーバーに入れると、日本酒を試飲することができますよ。

今回、原さんは、あじさいの花酵母をでから作られた【あしがり郷 零号∞（ゼロゴウ ムゲン）】と「酒米のダイヤモンド」と評される「愛山」から作られた、純米大吟醸、【セトイチA】の2種類を飲み比べ！

こちらの庭園では、サーバーの他にも、瀬戸酒造店の店舗で購入した日本酒を持ち込んでいただくこともできます。
週末には、先ほど訪れたアトリエハッコからおつまみを出前することもできるそうです！

美しい風景と美味しい日本酒を味わいながら、贅沢なひとときを過ごしました。

★「瀬戸酒造店」では、１日２組限定で、酒蔵の見学も行っています。（有料／要予約）