MENU

近年、ネット通販の利用が急増し、玄関先に荷物を置く「置き配」が一般的になっています。荷物を不在時でも受け取れる便利なサービスとして多くの人が活用していますが、一方で、盗難や誤配送、荷物の破損といったトラブルが増加しているのも事実です。
そこで、置き配を利用する際に生じるリスクを減らし、安全に荷物を受け取るための対策として注目されているのが、「防犯カメラの導入」です。
本記事では、ネットや防犯カメラサービスを手掛ける当社が置き配のトラブル実態や防犯カメラの選び方、具体的な活用方法について詳しく解説します。
「置き配の荷物が盗まれないか不安…」「再配達を減らしたい!」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、防犯カメラを設置したいけど、「何から手をつけて良いのかわからない」という方には、YCVが提供する防犯カメラもおすすめです。カメラの設置工事から加入後のサポートまでを、すべてお任せできて、初めての方でも簡単に利用できるプランになっています。
詳細が気になる方は、ぜひ以下のリンクから覗いてみてください。
置き配の防犯カメラが必要になった玄関前の不安
置き配はスムーズに荷物を受け取れる便利なサービスですが、盗難や破損などのトラブルに不安を感じる人も少なくありません。
置き配にまつわるトラブルの実態やよくある事例に対し、防犯カメラがどのように解決策として役立つのか見てみましょう。
増加する置き配トラブル実態
置き配の利用が拡大するにつれて、トラブルの件数も年々増えています。東京都消費生活総合センターによると、「置き配トラブルの相談件数」がコロナ禍以降、急激に増加。2019年は104件だったのが、2020年移行は年間300件を超えるペースで相談がきています。
また、郵便受け大手の株式会社Nastaが2024年に行った調査によると、対象となった人の33.0%の人が「荷物が濡れた」「荷物が届かなかった(他人の家に置き配された)」などの置き配トラブルを経験しています。
国民生活センターや各種報道を参照すると、宅配ボックスを使わず、戸建ての玄関前やマンションのエントランスへ置き配を依頼した際に、トラブルが発生しやすい傾向です。
よくあるトラブル事例
置き配に関連するトラブルは、さまざまな形で発生しています。
よくあるトラブルは以下のとおりです。
- 荷物が濡れた
- 他人の荷物が届いた
- 荷物で玄関ドアが開かなくなった
- 荷物が届かなかった
- 指定した場所に置いてもらえなかった
- 荷物が壊れていた
- 荷物が盗まれた

参考:株式会社Nasta
最も多いトラブルは、「荷物の水漏れ」で、全体の10%以上を占めています。
一方、全体のなかで占める割合が4.4%と少数でも、問題になりやすいのが「荷物の盗難」です。配送会社の補償対象外になりやすく、証拠がないと泣き寝入りするしかないケースも多いため、置き配の促進において問題点として挙げられています。
実際、「盗難のリスク」は置き配を利用しない理由の約50%を占めており、実際の発生件数よりもトラブルになりやすいです。
防犯カメラがトラブルを解決できる理由

防犯カメラが置き配トラブルを解決できる理由は、主に以下の2つです。
- 犯罪抑止
- 証拠の記録
置き配を利用する際、カメラの近くに「防犯カメラ作動中」といったステッカーを貼ることで、強い抑止力を発揮できます。
また、万が一、荷物の盗難や誤配送が発生した場合でも、録画映像が証拠となり、問題解決をスムーズに進められます。
置き配サービスを提供する株式会社LOCOCOによると、「盗難・紛失」による盗難保険の適用率は0.0008%。実際に盗難被害に遭っても、被害者による自作自演や虚偽申告を疑われたり、責任範囲外になったりして、補償が適用されないケースが多いのです。
導入者の声・体験談
置き配のトラブルを解決するために防犯カメラを導入し、実際に効果を得られたケースが複数存在します。
防犯カメラを設置すると、盗難のようなトラブルの解決だけでなく、予防策としても機能します。
「置き配を利用したいけど盗難が不安」という方は、この機会に防犯カメラの設置を検討してみてください。
事例 | 対策・改善 |
置き配の荷物が乱暴に扱われる | 防犯カメラで荷物を投げている様子を撮影 次回の配達時には配達員が丁寧に荷物を扱うようになった |
置き配を利用していた際に荷物が盗まれた | 防犯カメラの映像をもとに警察に通報し、犯人を特定する手助けとなった |
置き配に適した玄関用防犯カメラの選び方
置き配を安全に利用するために、防犯カメラの導入は非常に有効な手段です。ここでは、玄関用防犯カメラの選び方について、以下の3つの観点から解説します。
必要な基本機能
防犯カメラには、最低限押さえておきたい基本機能があります。
- 録画機能
- 暗闇でも見える画質
- 人検知スマホ通知機能
- 通話機能

まず、防犯カメラの最も重要な機能である、録画機能は欠かせません。録画した映像で人物の特定をするために、「暗闇でも見える画質」も必要な基本機能です。
また、誰かが通ったときに通知をしてくれる機能や通話機能も重要。状況を随時確認して、通報したり警告できたりすると、置き配の盗難や水濡れなどのトラブルを未然に防げます。
おすすめの追加機能
基本機能だけでも十分な防犯対策になりますが、より安心して利用するために、追加機能を備えたモデルを選ぶのもおすすめです。
- 動体検知機能
- ライト点灯
- クラウド保存
- 首振り機能
- 自動追尾機能
- 防水・防塵性能
動体検知やライト点灯機能があると、暗闇で移りにくい映像をクリアにできたり、不審者に対して抑止力として働いたりします。
また、クラウド保存もあると便利な機能のひとつ。防犯カメラはmicroSDカードなどに映像を保存するのが基本ですが、防犯カメラ自体を盗まれてしまうと、記録が残せません。クラウド保存であれば、防犯カメラ自体を盗まれたり破壊されたりしても映像を残せます。
ただし、追加機能が増えるほど、本体料金や月々の費用も高くなる傾向があるため、必要な機能に絞って選ぶのがおすすめです。
設置場所による選び方
防犯カメラを選ぶ際は、設置場所の考慮も重要です。置き配用に防犯カメラを設置する際は、以下の2つの場所が挙げられます。
- 玄関前
- マンションの共有スペース
玄関前に設置する場合は、工事をして玄関の上から定点観察できるタイプがおすすめです。マンション住まいの場合、玄関前に直接設置できないこともあるため、共用スペースに工事なしで設置できる物を選ぶ必要があります。
価格帯別の特徴比較
防犯カメラの価格は、以下のように機能や性能によって異なります。価格別の性能は以下のとおりです。
価格帯 | 特徴 |
~5,000円 | 基本的な録画機能のみ(置き型設置) |
5,000円~10,000円 | 通話機能、スマホ連携、ライト点灯など搭載 |
10,000円~ | AI人体検知、クラウド保存、高画質録画機能など搭載 |
置き型設置するものであれば、「Ring」や「TP Link」シリーズのように、5,000円以下でも十分な機能を備えている商品があります。
ただし、画質が粗かったり、玄関前の設置が難しかったりする可能性があるため、一般的な家庭向けには、5,000円〜10,000円程度の価格帯の商品がおすすめです。通話機能やライト点灯など、置き配の防犯目的に十分な機能が備わっています。
プライバシーへの配慮ポイント

防犯カメラを設置する際は、周囲の住民や家族のプライバシーにも注意が必要です。具体的には以下の点に配慮しましょう。
- 映る範囲を調整する
- 録音機能の利用に注意する
- 防犯カメラ作動中のステッカーを貼る
防犯カメラを利用する際は、カメラの角度を調整し、必要な部分だけを映すようにします。特に、隣家や道路の様子が映り込まないようにすることが大切です。
また、「防犯カメラ作動中」と書かれたステッカーを貼ることも重要です。盗難の抑止力になるだけでなく、近隣住民に「監視の意図があるわけではない」と理解してもらいやすくなります。
置き配の防犯カメラ導入で得られる5つのメリット
玄関先に防犯カメラを設置することで、置き配のトラブルを大幅に減らせるだけではなく、日常生活にもさまざまなメリットをもたらします。
- 荷物の確実な受け取り
- 再配達依頼の削減
- 配達状況のリアルタイム確認
- 不審者への抑止効果
- 家族の安心感アップ

ここでは、防犯カメラの5つのメリットについて紹介します。
荷物の確実な受け取り
玄関前に防犯カメラを設置すると、置き配の荷物を確実に受け取れます。置き配は便利な反面「荷物が正しく届いたのか」「盗まれていないか」などの不安がつきものです。
防犯カメラを設置すれば、配達の通知が届いたときにリアルタイムで確認でき、荷物を確実に受け取れます。また、盗難は破損などのトラブルに対しても、証拠となる映像があるため、防犯カメラがないときより適格な対処ができます。
再配達依頼の削減
再配達依頼の手間を削減できるのも、防犯カメラを設置するメリットのひとつ。
再配達は、配送業者にとっても受取人にとっても負担の大きい問題です。令和5年に国土交通省が行った調査によると、日本国内の宅配便の約10%が再配達となっています。
防犯カメラを導入することで置き配利用へのハードルが下がり、結果として再配達を依頼する手間が省ける可能性があります。
配達状況のリアルタイム確認
配達状況をリアルタイムで確認できるのも、防犯カメラを設置するメリットです。
防犯カメラの映像を見ることで、配達スタッフがどのように荷物を置いているか、指定の場所に届けられているのかなどを、リアルタイムで把握できます。さらに、過去の録画映像も確認できるため「何時ごろ配達されたのか」「どのような状態で置かれたのか」のチェックが可能です。
防犯カメラの設置によって、近年問題になっている、荷物の投げ捨てや雑な配達に対する抑止力となるでしょう。
不審者への抑止効果
防犯カメラは、単に荷物を見守るだけでなく、玄関先の安全を守るためにも役立ちます。
特に一人暮らしや共働き世帯では、日中の不在が多いため、不審者が狙いやすい環境になりがちです。
カメラの設置により、不審者に対して「監視されている」という心理的プレッシャーを与えられるため、侵入されるリスクを軽減できます。
家族の安心感アップ

防犯カメラは、家族全員の安心感を高める役割も果たします。特に、共働き世帯や子どもがいる家庭では、「日中、子どもの様子が気になる」という不安を感じることが多いでしょう。
防犯カメラを設置すると、子どもが学校から帰宅したタイミングをリアルタイムで確認できるため「無事に帰ってきたかな?」と心配する必要がなくなります。
置き配防犯カメラの具体的な活用シーン
防犯カメラは、単に置き配の防犯目的だけでなく、日常生活の利便性を向上させるツールとしても活用できます。
住まいの形態や季節の違いによって活用シーンは異なります。
それぞれのケースごとに詳しく解説します。
共働き家庭での活用法
共働き家庭では荷物の受け取りが難しく、再配達の依頼をかけるケースが増えます。
仕事の合間に防犯カメラからスマホで配達が完了していることを確認し、帰宅後すぐに荷物を回収することも可能です。特に不在が増えやすい共働き家庭では、防犯目的以外でも有効活用できるでしょう。
単身世帯での使い方
単身世帯の方にとって、防犯カメラは置き配の荷物の管理はもちろん、防犯対策としても役立つため、安心して生活できる環境を整えられます。
仕事や学校で外出している間に荷物が届いた場合でも、スマートフォンで配達状況を確認することで、盗難リスクを減らせます。
戸建ての場合の推奨設置位置
戸建て住宅では、玄関ドアの正面または斜め上に設置することで、配達の瞬間を確実に記録できます。
玄関先で置き配用に防犯カメラを設置する際は、設置する高さによって映る範囲や解像度が異なります。
高さ | 詳細 |
2m | ・画角内に収まる被写体の顔や手元まで鮮明に写る ・高さがない分、カメラを盗まれたり壊されたりしやすい |
3m | ・適当な写りやすさと画角の範囲が確保できる ・いたずらもしにくいため理想の高さ |
4m以上 | ・広範囲が画角に入る上に遮蔽物の反対側まで写せる ・人の顔が映りにくく防犯カメラとしては不十分な解像度 |
玄関の正面もしくは斜め上で、3m程の高さで設置することが推奨されます。
季節別の注意点
防犯カメラは一年中使用するものですが、季節ごとに注意すべきポイントがあります。
季節 | 注意事項 |
春・秋 | 春・秋は風が強い日が増えるため、強風によってカメラが動いてしまう |
夏 | 直射日光が当たる場所に設置すると、カメラ本体が高温になって故障する |
冬 | 低温によりバッテリーの消耗が早くなる。積雪が多い地域では、レンズが雪に覆われて見えなくなる |
置き配の見守りなどで屋外に設置する防犯カメラは、風や気候などの影響を受けやすいです。そのため、定期的なカメラの交換や、正常運転しているか確認が必要です。
YCVが提供する防犯カメラは、カメラが故障した際の無料交換・設置などのサポートを提供しています。
安心まるっとおまかせYCVの防犯カメラとは
置き配用に使う防犯カメラの維持費・運用コスト
防犯カメラを導入する際には、機器の購入費用だけでなく設置費用や維持費など、さまざまなコストが発生します。
初期費用の内訳
防犯カメラの導入にかかる初期費用は、以下の4つの要素で構成されます。
費用項目 | 内容 | 価格帯 |
本体価格 | 防犯カメラ本体の費用 | 5,000円~50,000円 |
設置費用 | 取り付け工事費用 | 5,000円~20,000円 |
記録媒体 | 録画データを保存するSDカードやHDD | 2,000円~20,000円 |
周辺機器 | 防水ケース、固定ボックス、配線カバーなど | 3,000円~10,000円 |
置き配用に防犯カメラを設置する場合、本体価格以外に設置する際の工事費用や周辺機器の費用がかかります。
置き型の場合は設置を含めても2〜3万円に収まりますが、屋外に工事して設置する本格的な防犯カメラになると、総額で20万円以上になるケースも多いです。
月額料金の説明
費用項目 | 内容 | 価格帯(月額) |
防犯カメラのレンタル代 | 防犯カメラをレンタルする | ~5,000円 |
クラウドストレージ料金 | 録画データをクラウドに保存するサービス | 300円~3,000円 |
スマホアプリのプレミアム機能 | AI人体検知・高画質録画・通知機能の追加 | 500円~1,500円 |
SIMカードの通信費 | モバイル回線を利用する防犯カメラの通信費 | 1,000円~2,000円 |
電気代 | 防犯カメラの電力消費コスト | 100円~500円 |
防犯カメラをレンタルするプランの場合は、1台につき5,000円以下が相場です。
本体の代金以外に、録画データを保存するクラウドストレージの料金や、ネット回線につなぐ料金・電気代などがかかります。
プランや利用する防犯カメラのタイプによって異なりますが、1万円前後になるケースが多いです。
保証・サポート内容
防犯カメラは長期間使用するものなので、購入時の保証やサポートサービスも費用がかかります。
保証・サポート内容 | 料金 |
メーカー保証 | 1~3年は無償で修理・交換 |
有料の延長保証 | 2,000円~5,000円/年 |
サポートサービス | メーカーや提供事業者による |
多くの防犯カメラには、1年〜3年のメーカー保証が付いています。保証期間内であれば、自然故障や初期不良の場合は無償で修理・交換が可能です。
また、一部のメーカーや販売店では、有料の延長保証を提供しています。購入時に2,000円〜5,000円程度の追加費用を支払うことで、保証期間を3年〜5年に延長できるでしょう。
防犯カメラの設定やトラブル対応に関するサポートサービスが充実しているメーカーを選ぶのもポイントです。特に、スマホアプリとの連携が必要な場合、設定方法が分からず困ることもあるため、電話やチャットでのサポートがあると安心です。
まとめ:置き配用の防犯カメラで安心な生活を送ろう

防犯カメラは、置き配の安全性を高めるだけでなく、再配達の削減や不審者対策としても役立つ便利なツールです。
適切なカメラを選び、防犯機能を活用することで、より快適で安心な生活を実現できます。導入時には、必要な機能に応じたコストを見積もり、自分の住環境に合ったモデルを選びましょう。
防犯カメラを適切に活用することで、ネット通販をより安全で快適に利用できるのではないでしょうか。
置き配用の防犯カメラの設置を検討している方には、YCVが提供する防犯カメラもおすすめ!
簡単に操作可能な防犯カメラを、月額2,480円から利用でき、工事や設置後のサポートも充実しています。スマホに専用アプリを入れれば、毎日簡単に見守りが可能!
詳細が気になる方は、ぜひ以下のリンクからご確認ください。
スマホでライブ確認可能!YCVの防犯カメラ
