横浜では毎年複数の花火大会が開催され、夜空に広がる大きな花火が多くの方々を魅了しています。実は横浜と花火には、深い繋がりがあることをご存じですか?

本記事は、横浜で有名な花火大会を紹介しつつ、横浜の歴史や花火を楽しむコツについても解説します。

なお、YCVチャンネルでは、横浜で開催される花火大会の様子なども放送しています。横浜の最新情報や地域の情報は、各公式アカウントでチェックしてみてくださいね!

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横浜と花火の歴史は?

日本の花火は、1543年に種子島へ鉄砲とともに伝わった火薬がルーツだとされています。後に火薬の技術が観賞用の娯楽として使われるようになり、日本の花火が生まれました。

江戸時代の花火は「和火」と呼ばれる薄暗い色のもので、今の花火とは全く異なるものでした。現在のようなカラフルな「洋火(西洋花火)」と呼ばれる花火は、明治時代の文明開化以降に広まったものです。

明治時代、三河吉田藩(現在の愛知県)の勘定方に勤めていた平山甚太が洋火の研究に没頭し、1877年に横浜公園で日本初の西洋花火大会(総数300発)を開催しました。平山甚太の花火技術は米国でも高く評価され、日本人で初めて米国の特許を取得した人物としても有名です。

横浜の代表的な花火大会3つ

横浜では、1年を通して様々な花火大会が開催されています。各花火大会で特徴や開催場所が異なるため、どの会場に行くべきか迷う方も多いのではないでしょうか。ここでは、横浜でも有名な花火大会を厳選してご紹介します。

横浜ナイトフラワーズ

横浜ナイトフラワーズは、1年を通して開催される横浜の大規模な花火大会です。横浜港を舞台にして、週末を中心に毎月数回、花火が打ち上げられます。2027年に開催される国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」を契機に、花と緑を観光のキーワードとして盛り上げる取り組みの一環として開催されているイベントです。

花火の打ち上げ場所は、横浜港周辺の「新港ふ頭」と「大さん橋」のいずれかで、約5分間に150発の花火が打ち上げられ、横浜の夜空を彩ります。

横浜ナイトフラワーズ2025について詳しく見る

みなとみらいスマートフェスティバル

みなとみらいスマートフェスティバルは、横浜のみなとみらい21地区で毎年夏に開催される花火大会で、音楽と花火のシンクロ演出が特徴的です。

大会当日は、25分間で約2万発の花火が打ち上げられ、音楽ステージや大道芸など、様々なイベントが楽しめます。「SDGs未来都市・横浜」を広く発信するイベントとして、毎年8月の第一月曜日に開催されています。

みなとみらいスマートフェスティバルについて詳しく見る

金沢まつり花火大会

金沢まつり花火大会は、毎年8月下旬に横浜市金沢区海の公園で開催される花火大会です。60分間で約3,500発が打ち上げられ、夜空いっぱいに広がる花火は迫力満点です。

毎年約25万人が訪れる大規模なイベントですが、入場料は無料で、砂浜や芝生広場に座ってゆったりと楽しめます。

第51回金沢まつり花火大会について詳しく見る

スマホで花火を綺麗に撮るコツは?

花火大会に訪れると、大切な思い出を写真に残したくなります。しかし、スマホで花火を撮影すると、ピントが合わなかったり、開いた瞬間を撮れなかったりと、うまく写真が撮れない経験がある方も多いのではないでしょうか。

スマホは、一眼レフカメラよりも取り込める光の量が少ないため、露出がオーバーになりやすく、すぐに白飛びしてしまいます。またシャッタースピードも選べないため、花火が開いた瞬間を捉えにくいことも撮影が難しくなる原因です。

ここでは、スマホで花火を綺麗に撮影するコツについて紹介します。

スマホを固定して連写で撮影する

花火を撮る際には、スマホがブレないように固定しましょう。3脚を使って固定するのがおすすめですが、使用が禁止されている会場もあるため、必ず事前に確認しておきましょう。

座って見ることができるなら、体操座りをした膝に乗せて手振れがないよう固定するのも簡単な方法です。

撮影する際には、花火が開く少し前から連写で撮影を開始します。スマホはシャッターを切るためにボタンを押すときがブレますので、動画や連写の方がうまく映る可能性が高いです。

一発の花火で多彩に変化するため、表情を逃さず捉えましょう。

連写した場合、容量をたくさん使用してしまうため、撮影前にスマホの容量やメモリ残量を確認しておくことも大切です。

HDRをオフにする

HDRをオフにする方法

HDRとは「High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ合成)」の略語で、明るさの異なる3枚の写真を撮影し、自動で合成して肉眼に近い写真にする機能のことです。

風景写真には効果的ですが、動きのある被写体ではブレの原因になります。そのため、花火のように一瞬の光を捉えなければいけない撮影では、HDRをオフにするのがベストです。

iPhoneやAndroidスマホには標準で搭載されているため、撮影前に設定を確認しておきましょう

(iPhoneの場合は「設定」→「カメラ」→「ビデオ撮影」で上記の画面に入れます。)

撮影前にレンズを拭く

カメラのレンズに指の脂やホコリが付いている場合、光がにじむ「ハレーション」が発生します。ハレーションは、花火の光をぼやけさせ、写真の鮮明さを損なう原因になります。

撮影前にはレンズを柔らかい布などで丁寧に拭き、汚れを取り除いておきましょう。スマホにはレンズカバーがないため、移動する間に汚れる可能性もあります。こまめに撮影前のレンズチェックをして、汚れを拭き取っておきましょう。

なぜ人は花火に感動する?

花火の「音・光・振動」は、同時に五感を刺激し、強い感情体験を生みます。また、夜空に一瞬で咲いて消える花火の儚さが「美しさ」や「刹那」を感じさせるため、人々は花火に感動すると考えられています。

また、人間は予測不能な変化に注目しやすく、花火の展開に没入する心理が働きやすくなるものです。大きな音や巨大な光の塊が、非日常的な体験となり、心に強く残ります。

とある研究では、花火を見た約9割の方が「ストレスを発散できた」と回答しました。この結果から、花火大会はストレス解消の場としても効果があると言えるでしょう。

横浜の人だけが知っている花火大会のマル秘情報

横浜の花火大会には他府県の人も訪れるため、例年多くの人で賑わいます。
そこでおすすめなのが、少しズラした場所での花火鑑賞です。

例えば「みなとみらいスマートフェスティバル」の穴場スポットは、横浜駅の東口からアクセスできる「ポートサイド公園」です。

臨港パークなどの有料エリアほどの迫力はないかもしれませんが、アクセス性が抜群で、16時くらいに行けば場所取りにも苦労しません。立ち見で問題なければもう少し遅くても十分鑑賞できます。

ポートサイド公園の近くにコンビニなどもあるほか、横浜ベイクォーターまで戻ればトイレなども利用できて安心です。

ただし周辺のコンビニは混み合って時間がかかる上、食品の棚は空っぽになりがちなので、食べ物やお菓子、ジュースなどは先に買ってから現地に行くことをおすすめします。

花火の街「横浜」を満喫しよう

横浜は、明治時代に日本初の西洋花火大会が開催された場所で、今なおその文化が息づいている花火の街です。

現在も「みなとみらいスマートフェスティバル」や「金沢まつり花火大会」など、地域色あふれる花火イベントが一年を通して開催されています。

夜空に美しく広がる花火は、心に残る感動を届けてくれます。ルールとマナーを守って横浜の花火大会を楽しみましょう。

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