
インターネット接続不具合時に考えられる原因
インターネット接続が不安定になるのには、様々な要因が考えられます
・Wi-Fiルーターやインターネットモデムの一時的な不具合
・障害物や電波干渉によるWi-Fi強度不足
・Wi-Fiを受信する機器(スマートフォンなど)の不具合
・回線の不具合
・ご契約の速度不足
接続不具合が発生した場合、原因を特定するには対処法を一つずつ試す必要があります。
本記事ではお客様に試していただける不具合の改善方法をご紹介いたします。
不具合時に試していただきたいこと
ケーブルモデム・ルーターの再起動
ルーターやモデムは長時間稼働すると、本体の発熱やキャッシュの積み重なりにより不具合が起こる可能性があります。
一次的な不具合が発生した場合には、モデムやルーターの再起動が有効です。モデムの再起動をする際は電源ケーブルの
抜き差しをしましょう。
モデムの再起動方法はこちら
また、Wi-Fiルーターには一番電波の混雑が少ない場所にWi-Fiを飛ばす機能があります。
Wi-Fiルーターを再起動すると、そのタイミングで最も混雑の少ない場所を自動選択してくれるため
少し速度低下を感じた場合など、大きな不具合がない際にも再起動は有効です。
ルーターの設置場所を変更する
無線を安定させ且つ速度をあげるためには、ルーターの設置場所も重要です。
Wi-Fiの電波は通常ルーターを中心に円状に広がりますが、障害物に大きく影響を受ける特徴があります。
そのため、モデムやルーターの設置場所は床から1~2m程度の家具や障害物が少なくなる高さが理想的でしょう。
また、障害物によってWi-Fiの電波が受ける影響には差があります。以下は特に影響が出やすといわれている障害物の例です。
モデムやルーターの設置をする際はこれらの障害物を避けて設置することが、より良い電波環境につながります。
・金属製のラックや棚
・水槽・花瓶
・電子レンジやテレビ裏など家電製品の周辺
YCVで提供しているケーブルモデムはもちろんのこと、メッシュWi-Fiにも同じことが言えます。
無線接続が不安定と感じる場合は設置場所の見直しをご検討ください。
接続周波数の切り替え
Wi-Fiで使用される周波数帯には2.4GHz帯と5GHz帯があり、各周波数帯により特徴が違います。
基本的に、スマートフォンやパソコンなどの通信速度を必要とする端末は電波が届く限り5GHzで接続し
電波が届かない場合や、5GHz帯に対応していない端末(プリンタ等)や速度を必要としないものを2.4GHz帯へ接続することをお勧めします。
また、PCやスマートフォンでWi-Fiに接続した際に表示されるWi-Fiアイコンは電波強度を示すもののため、実際の速度とは関係ない点も注意が必要です。
例として、
上記2つを比較した場合、速度や安定性では
①Wi-Fiアイコンが1本かけている5GHz帯Wi-Fi のほうが良い結果が出ることもしばしば。
Wi-Fiの周波数の違いや仕組みを知り、適切な周波数を使い分けることでインターネット不具合のリスクを低減できるのです。
端末や契約速度の問題ではないか確認する
インターネット不具合は、症状によって原因が異なります。宅内で利用しているすべての端末が同時に途切れてしまう
という症状の場合、端末の不具合よりもルーターやWi-Fi、あるいはご契約速度不足などの問題である可能性が高まります。
一方で、1台のスマートフォンのみ不具合症状が出ているという症状であればご利用端末の不具合の可能性が高いといえるでしょう。
また、YCVでは40メガ、120メガ、320メガ、1ギガなどご契約によって通信速度が異なり、ご契約速度に対して容量を超えるほどの
インターネット通信を行うと途切れや速度低下という症状を引き起こします。速度起因でインターネットが不安定になっている
と思われる場合、ご契約速度のコースUPもご検討ください。
メンテナンス・障害情報を確認する
物件やYCV設備のメンテナンスを実施している
あるいは、物件設備の故障や雷などの災害によって一時的に通信が途切れてしまうことがございます。
「メンテナンス・障害」の影響がある場合、ご利用のお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、
改修作業完了までしばらくお待ちください。
なお、改修作業完了後もインターネットに繋がらない場合は、以下ケーブルモデムの再起動をお試しください。
メンテナンス・障害情報はこちらからご確認いただけます。
YCVでの取り組み
YCVでは、訪問対応を行った際、作業報告書をお渡ししています。インターネットに関する新規設置工事や端末の追加設置工事、
不具合訪問の際には「RSSI調査結果」を作業報告書に記載しています。
RSSIとは電波強度を指す言葉で、どのくらいの強さの電波が飛んでいるのかを数値にして表すことができる指標です。
RSSI値の指標は「-50dBm」のようにマイナスで表記され、数値が大きいほど(=ゼロに近いほど)
電波強度が強いという意味を持ちます。
お客様宅内の電波強度調査結果をお渡しすることで、視覚的に電波の届き易い場所と届き辛い場所をご確認いただくことができます。
RSSI値が悪いお部屋でインターネットを快適にご利用いただきたい場合は、メッシュWi-Fiや中継器をご利用いただくと改善が見込めます。YCVでもメッシュWi-Fiのレンタルサービスを提供しておりますのでぜひご検討ください。
不具合が改善しないお客様へ
本記事ご確認の上、それでも症状が改善しない場合はお電話でもお問合せを受け付けております。
お申込み・お問合せはこちら
また、お電話繋がりづらい場合やお時間指定をご希望のお客様にはご指定のお時間にYCVからお電話を差し上げる
電話予約サービスもございます。ぜひご活用ください