宛先として指定されたメールアドレスが存在しないことや、相手方が何らかの理由でメールを受け取れない場合、メールサーバから「宛先不明」や「受信不可」などを通知するエラーメールが返送されます。
その際の通知メールの差出人や件名などは、「MAILER-DAEMON/Mailer Daemon」「Postmaster」「Mail Delivery Subsystem」が一般的に使われております。
エラーの具体的な内容につきましては、エラーメールの本文中に書かれたメッセージをご確認ください。
画面の赤枠内に、エラーの理由が記載されています。
以下に当てはまるものがあれば、エラーの内容をご確認ください。
<recipient rejected>
メールアドレスの「@」より左の部分に誤りがあることが考えられます。
送信先アドレスを確認のうえ、再送信を行ってください。
<Host Unknown/host not found>
メールアドレスの「@」より右の部分に誤りがあることが考えられます。
送信先アドレスを確認のうえ、再送信を行ってください。
<Message is too large~/message size exceeds~>
先方が受信できるメール容量を超えているため受け入れられない状態です。
圧縮や分割を行うなど、一通あたりのメール容量を小さくして送信を行ってください。
<mailbox is full~>
先方のメールボックスが一杯のため、メールを受信することができない状態です。
受信者の方にエラーになっていることを伝え、メールボックス内のメールを削除するなどして、受信可能な状態にしていただく必要があります。
※上記の文言はエラーメールによく見られる一例です。この他にも様々な原因があります。
※エラーメールを装った迷惑メールやウイルスメールも存在するため、添付ファイルなどをご確認の際は十分ご注意ください。
宛先が携帯電話会社提供のキャリアメール(*1)の場合、受信者側で「携帯/PHSからのメールのみ受信する」という設定を行っている可能性があります。
そのような設定を行っている相手にキャリアメール以外からメールを送った場合、エラーメールが返送されてくることがあります。
*1 キャリアメールとは、携帯電話会社(携帯キャリア)が携帯電話端末向けに提供するメールサービスのことです。
メールアドレスのドメインに、社名などが入っているものが一般的です。
その場合、受信者側で受信設定の変更が必要になります。
詳しい設定操作につきましては、各携帯電話会社さまへお問い合わせください。