サービス改善のお知らせ
>インターネットの設備を増強して、通信環境を改善しました。
【今回の取り組み】
2020年新型コロナウィルスの蔓延により、テレワーク等が一般化し、在宅時間が増加。それに伴い、昼夜問わず「インターネットのトラフィック」が増加傾向となり、インターネットがつながりにくい状況が多く発生しました。
この状況を改善するため、
当社は以下の施策を実施しました!
① インターネットに使用する周波数の追加
② 混雑した周波数を自動回避する機能の追加(ロードバランス)
上記により、現在のインターネットトラフィックは次のように改善されました。
混雑している回線は大幅に減少し、より快適にご利用いただけるようになりました。
当社が行った改善施策はこんなこと
① インターネットに使用する周波数の追加(帯域幅を2倍に拡張)
■周波数増強(イメージ)
- 周波数ってなに?
- インターネットの信号を運ぶ電波が、単位時間当たりに繰り返す振動の回数を周波数と呼びます。
ケーブルテレビではテレビ・インターネット・電話など、サービスごとに周波数を分けてサービスを提供しています。
- ケーブルテレビで利用しているインターネットの帯域はどこ?
- 90MHz~770MHzの周波数帯域の一部を利用しています。
- どうやって帯域を2倍に増やしたの?
- インターネットのセンター設備の増強を行い、送信できる周波数の帯域幅を2倍に増やしました。
例えて言うならこんなこと<周波数編>
スーパーにお買い物に行ったときに、レジが混んでいてイライラしたことはありませんか?
どこのレジにも人がたくさん並んでいて、「もっとレジを増やしてくれればいいのに」と思う…今回の改善は、まさにこれと同じ!
インターネットを使用する(=買い物をする)方が多く、周波数(=レジ)が混雑してしまうのならば、周波数を増やせば混雑は解消へ一歩近づきます。
YCVでは今回、この周波数(=レジ)を以前の2倍に増やしました!
② 混雑した周波数を自動回避し、空いている周波数へ移動する機能の追加
■ ロードバランス機能(イメージ)
- どうして混んでいる周波数を避けられるの?
- 周波数ごとに混雑具合を監視しています。特定の帯域に混雑が発生したことを検知すると、センター設備からお客様に設置していいるケーブルモデムに指示を行い、空いている帯域に誘導致します。
- 「ロードバランス機能」の特徴は?
- 周波数ごとの混雑具合を監視して、特定の帯域の混雑に影響されることなく、インターネットの通信容量を有効活用できる機能になります。
例えて言うならこんなこと<ロードバランス編>
①の対策で、周波数(=レジ)を2倍に増やしましたが、お客さまに空いている周波数へ移動していただかなければ、混雑は解消されません。そのための機能が、「ロードバランス機能」です。こちらの機能は自動振り分けとなっており、お客さまはご自身で周波数を選ぶ必要はありません。自動で空いている周波数へ誘導されるので、いつでも快適にインターネットをご利用いただけます。
レジの例えをまとめてみると…
今回の施策を行ったことで、
通信状況が大きく改善しました!
コロナ禍における在宅時間の増加、またテレワークの推奨などにより、インターネット経由でのネットワーク回線の負担は増大しています。今後も、YCVではトラフィックの混雑状況などを監視し、お客さまに快適にインターネットをご利用いただけるよう、より一層の改善に努めてまいります。